「耳は感情が出る」“猫耳”へのこだわり

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日テレNEWS24

 この時期、ハロウィーンのコスプレについての検索が多くなるが、毎年10月26日には「猫耳カチューシャ」という言葉がよく検索されるという。誰でも一瞬で猫になることができる猫耳カチューシャについて、ベテラン製作者が猫耳の今昔、そして愛を語る。
 秋葉原にあるコスプレグッズを扱う店を見てみると、入り口には猫耳カチューシャが置かれていた。今ではコスプレや仮装の定番アイテムだ。さらに、日本の“萌え文化”の象徴として、外国人観光客がお土産に購入することも増えているという。
 この猫耳カチューシャを作るベテラン製作者・バニラニウムさんは、人気の高まりをこう分析した。
 「作り始めて15年くらいたつが、(昔は)猫耳カチューシャを作る人があまりいなかった。最近、コスプレできるイベントが定期的にあるので買う方が増えたのではないか」
 さらに、猫耳製作者の譲れない“こだわり”については―
 「耳や尻尾は動物の感情が出るところだと思う。つけ耳も優しいイメージになる角度や、キリっとした感じになる角度がある。それをすごく微調整して、何度も捨て、作り直している」