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※ 視聴回数は1日1回更新されます。近年、さまざまな作業環境で欠かすことのできないものとなったロボットアーム。生産ラインで使用されるような大規模なものばかりではなく、卓上で使える小型のものも最近ではよく目にする。
今回紹介するのは小型ロボットアームだが、AIビジョン搭載でカメラから取り込んだ情報をプログラムに反映させてアームを制御できる“目”をもつロボットアームだ。
AIビジョン搭載でさまざまな可能性が広がる
「JetMax」は、AIビジョンとディープラーニングを備えた卓上ロボットアーム。アーム先端部にHD広角カメラが装備されていて、カメラで撮影した対象物をAIが学習・記憶することで、対象物に対するタスクをアームが実行できるようになっている。
例えば、予め学習させたバラバラに並べられたアルファベットカードを、カメラが確認してアームが単語の語順に並べ替えることも。「マスクの着用の有無をカメラでチェックして、アームが未着用者にマスクを渡す」なんてことも可能だ。
難しいプログラムミングの知識がなくても大丈夫。アームはPC、スマホアプリ、マウス、専用コントローラー、さらにはカメラに向かってジェスチャーすることでも直接操作できる。初心者でも楽しめるようになっているという。
先端のツールは、グリッパー、電磁石、サクションカップなど複数用意されており、ペンホルダーと組み合わせることで簡単なお絵描きもできる。
製品はオープンプラットフォームのハードウェアで、 多数のプロジェクトソースとAIチュートリアルが公開されている。また、APIはPython、C++、JAVAなどに対応しカスタマイズ可能だという。サンプルコードも多数用意されているので、研究・開発のみならず学習にも役立られるようになっている。
執筆時点でKickstarterにてクラウドファンディング中。約36,256円~入手可能。
手頃な価格でAIビジョンまで搭載したロボットアームの登場で、日常生活にロボットアームが当たり前にある未来も遠くない?
JetMax
Hiwonder