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※ 視聴回数は1日1回更新されます。こんにちは、bouncy動画ライターの田所です!
オフロードも公道も走行できる、電動キックボードを発見しました。
SWALLOWが販売しているシンガポール製の電動キックボード「ZERO10X」。シンガポール製ですが、日本の公道仕様になっているので、オフロードだけでなく公道走行も可能です。
撮影にはSWALLOWの社長、金 洋国氏にも同行いただき、神奈川県の猿ヶ島オフロードコースに行ってきました。
二輪駆動のデュアルモードは馬力が二倍
デュアルモードは、シングルモードの2倍の馬力。急な坂道もグイグイ登っていきます。
「ZERO10X」は、前後の車輪それぞれに500Wのモーターを搭載。オフロードなどを走る際は、二輪駆動にすることで急な勾配も登れます。そこで気になるのは航続距離とバッテリーの充電時間。
シングルモードでは、航続距離60km。デュアルモードでは、航続距離30km走れます。
一般的にバッテリーの容量が多いほど、それだけ充電にも時間がかかってしまいます。しかし「ZERO10X」は、充電時間短縮のため充電口を2つ搭載、航続距離60kmのバッテリーが約5時間でフル充電できるようになっています。
二段階右折は不要!
「ZERO10X」は原付二種免許が必要な電動キックボードのため、原付免許での公道走行はできません。
小型自動二輪車扱いのため、交差点での二段階右折は不要。公道走行は普通の電動キックボードよりも楽チンです!
電動キックボードで公道走行するときに、もう一つ不安なのがスピード。最高速度が15km/hや、20km/hのものが多く、慣れていないと通行量の多い道などでは少し不安があります。
一方「ZERO10X」は、最高速度50km/hとスピードが出るので、公道走行の際にスピードが出ないという不安は解消できるのではないかと思いました。
ただ、スクーターや原付に比べバランスをとるのが難しい乗り物ではあるので、あまりスピードは出しすぎないのがおすすめです。
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これまでの電動キックボードは、ラストワンマイルの移動手段として紹介してきましたが、「ZERO10X」はそれらとは全く違う乗り物。
猿ヶ島オフロードコースでは、オフロードバイク、バギー、四輪駆動車がたくさん走っていました。そこに『電動キックボード』が混ざって走っているのは、不思議な光景でした。
「ZERO10X」は公道走行可能なだけではない、新しい電動キックボードだと感じました。
折りたたんで車載もできる便利な電動キックボード、今後オフロードでも見かける機会が増えるのではないかと期待が高まります。