フツーならありえないけど、もしかしたら……なシチュエーション。危険動物に遭遇してしまったら、どう行動するのがベスト? 3択クイズであなたの「サバイバル力」をチェック。
<Q.ヒョウの襲撃から生き残るのは次のうち誰?>
【A】名古屋の子ども
【B】大阪の女性
【C】九州の男性
正解は……【B】!
■戦術のポイント
アニマル顔プリントで撃退作戦
ヒョウは運動能力が高いだけでなく繊細な戦略家。夜間に獲物の背後に忍び寄って狩りをする。
インドコブラの背後やフクロウチョウの羽に見られる、目を見開いたような模様は「眼状斑」と呼ばれ、動物が天敵を威嚇するための偽装と言われる。
アニマル顔プリントのファッションを愛用する「大阪のおばちゃん」なら、眼状斑効果で夜もニラみをきかせられるので猛獣対策はバッチリ!
■戦術の問題点
アニマル顔プリントがリアルすぎると、繁殖期のオスのヒョウがライバルと勘違いしフルボッコにされるかも…
……というわけで、戦うか戦わないかはあなた次第。命の保証はできません!
監修:新宅広二
1968年生まれ。生態科学研究機構理事長。動物行動学と教育工学を専門にし、大学院修了後に上野動物園、多摩動物公園に勤務。国内外のネイチャー・ドキュメンタリー、動物バラエティー番組の監修を手がけるほか、動物園・水族館などの展示企画・監修を手がける。著書に「しくじり動物大集合」「もっとしくじり動物大集合」(永岡書店)、「いきもの寿命ずかん」(東京書籍)、「すごいぜ!! 動物スポーツ選手権」(辰巳出版)など。近作、映画「アース:アメイジング・デイ」、テレビドラマ「僕らは奇跡でできている」(主演・高橋一生)監修。