エサ代月50万!? セレブの手こずりペット列伝【どうぶつトリビア】

どうぶつトリビア season2

一般庶民には計り知れないセレブの豪華なライフスタイル。
お金持ちで広い自宅を有する彼らのなかには、犬やネコ以外の珍しい動物を飼って世間の注目を集める人も。しかしなかには、思わぬ事態を招いた場合もあるようで……。今回はそんな世界的セレブたちの「手こずりペット列伝」をお届け。
■パリス・ヒルトン&キンカジュー
キンカジューはアライグマの仲間。キュートな外見だが、人間に慣れそうで慣れない。パリスは「ベイビー・ラブ」と名付けかわいがっていたが、2006年に腕をかまれ救急病院へ行くハメに……。
■マイケル・ジャクソン&チンパンジー
「バブルス」と名付けられ、ミュージックビデオにも出演。チンパンジーは知能が高いだけでなく、大人は握力500kg、咬合(こうごう)力は100kg以上と破壊力最強生物。一般人には難易度が高すぎて飼育不可能です。
■ジャスティン・ビーバー&シロガオオマキザル
チンパンジーと同等に知能が高く飼育が難しいシロガオオマキザル。2013年、ジャスティンのドイツ公演に同行するも、動物の持ち込みに必要な書類を提出せず空港税関で没収。余生は動物園で過ごすことに。
■マイク・タイソン&ベンガルトラ
元プロボクサーのタイソンは、ボクシングのスパークリング相手として2頭のベンガルトラを購入。しかしエサ代は日本円にして月50万円もかかり、のちにタイソンが破産した際、トラは没収されることに……。
<注意>
動物の飼育は知識、愛情、責任を持てるか考えてからはじめましょう!
監修:新宅広二
1968年生まれ。生態科学研究機構理事長。動物行動学と教育工学を専門にし、大学院修了後に上野動物園、多摩動物公園に勤務。国内外のネイチャー・ドキュメンタリー、動物バラエティー番組の監修を手がけるほか、動物園・水族館などの展示企画・監修を手がける。著書に「しくじり動物大集合」「もっとしくじり動物大集合」(永岡書店)、「いきもの寿命ずかん」(東京書籍)、「すごいぜ!! 動物スポーツ選手権」(辰巳出版)など。近作、映画「アース:アメイジング・デイ」、テレビドラマ「僕らは奇跡でできている」(主演・高橋一生)監修。