規格外の野菜が変身!カラフルな注目食材に

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日テレNEWS24

食卓がカラフルになる食べられるシートが話題です。お寿司の海苔(のり)の代わりに使われているのは野菜で作ったVEGHEET(ベジート)。様々なメニューに活用できて、料理が華やぐ注目の食材です。
オレンジのシートはニンジン、白いものは大根を原料にしています。味は野菜本来の甘みが特徴。他にも、トマトやホウレンソウ、カボチャのシートがあります。ベジートには着色料は一切使われていません。野菜本来の色で、このシートの鮮やかな色が出ています。さらに、保存料は使用していませんが、消費期限は2年。保存食としても注目されています。
開発は、規格外の野菜を活用しようという取り組みからスタートしました。規格外の野菜をボイルし、ミキサーにかけて粉砕。その後、ペースト状にし、寒天を加え、社外秘の最終工程をへて野菜シートができあがります。開発に要した時間は17年間。何度も失敗を繰り返し、ベジートが誕生しました。
ニンジンで、シートが3枚できるそうです。ベジートは海苔と同じような感覚で使うことができます。違う点は、水につけることで、より柔らかくなり、さまざまな形にアレンジすることができること。料理のアレンジはもちろん、折り鶴も折ることができます。
早田代表「やっと消費者のみなさんにも喜んでいただける商品になったと実感しています。それと、食べてみておいしいものだということと、使い方もシートであるがゆえに、いろんなバリエーションがあるということが、非常に評価されているところだと思っています」