難民の子供たちが短冊に書いた将来の夢とは

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日テレNEWS24

エンターテインメントを通じ、貧困や差別、紛争、環境問題などが生まれない社会を作ることを目指すワールドフェスティバル代表・近藤祐希さんが、中東の国・ヨルダンの難民キャンプに暮らす子どもたちと交流するイベントを開いた。近藤さんの思いとは。そしてヨルダンの難民キャンプに暮らす子どもたちの願いとは?
アンマン郊外の難民キャンプで開かれたこのイベント。参加したのはシリアやイラク、パレスチナなどの難民の子どもたちだった。日頃、難民キャンプという狭い世界で暮らす彼らはこの日、歌や琴の演奏や、墨と筆を使った習字にも挑戦した。
イベントを主催したワールドフェスティバル代表・近藤さんの思いは“子どもたちが広い世界とつながることで、可能性・選択肢・視野を広げてもらいたい”ということ。
そして会場の一角に設けられた“願いの木”。ここでは子どもたちが自分の可能性を信じて将来の夢を短冊に書いていた。その短冊には…
「家族と一緒にオーストラリアに旅行したい」
「サッカー選手になりたい」
「料理人になりたい」
などが書かれていた。しかし子どもらしい夢ばかりではない。
「イラクに安全と平和が来ますように」
「自由を」
「シリアに帰りたい」
「願いは1つだけ お父さん そばにいて」
「ママ ママ」
というものもあった。
この子どもたちのささやかな願いが、いつか必ずかないますように。