『スマホをやめて本を読め』製作者の思い

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日テレNEWS24

男性が持つ新書本のタイトルは『スマホをやめて本を読め』。本の中身をのぞいてみると実はスマホを操作中だった。読書家を装えるスマホケースでシャレのきいた内容がネットで話題になった。
作者の事務所を訪ねると、なぜかドアには鍵穴がたくさんある。アーティスト福澤貴之さんの事務所はユニークなアイデアであふれている。
壁にはコンセント風のシールが貼ってある。
福澤さん「いっぱい付いている部屋が欲しかった。見た目だけでも再現できれば面白いかなと」
事務所の棚には、鼻型のコンセントタップ“HANAGA TAP”。
唇がついた器“Chu-Lip Pot”。
さらに胸元が膨らんで見える風…プロジェクションマッピングによる錯視をヒントにした“妄想マッピングTシャツ”。
発想の転換次第でどんなモノも面白くできるという思いが込められている。
他にもモザイク状のスマホケース。“eyeMosaic Bar”。SNSに個人の写真があふれる現代、プライバシー保護に使えるという。
では、あの新書風スマホケースに込めた思いとは?
福澤さん「人が集まる場所で皆がスマホをいじる…異様な光景だと思うんですけど、次の瞬間には自分もスマホをいじってたりする矛盾、皮肉をこめた。面白おかしく日常をちょっとだけ変えられるような作品、製品を出していきたいと思っている」