1円玉より小さいミニチュア 精密さに驚き

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日テレNEWS24

食べ物などを12分の1サイズで作ったミニチュアが話題です。驚くほど精巧に作られたミニチュア、どんな作品があるのでしょうか。
とても小さく作られた、おせち料理やたまごかけごはん。タルトケーキはイチゴ、オレンジ、キウイなど、色とりどりのフルーツで構成されています。それでも、大きさは1円玉より小さな出来栄え。すべて実物の12分の1スケールです。
コンビニ弁当もミニチュア化。きんぴらごぼう、しば漬けなど付け合わせも作り込まれています。出来立てのカップラーメンや、中には調理中のシーンを再現しているものも。
そこで、ある食べ物を作ってもらいました。まずは、白い粘土に絵の具を混ぜて色をつけます。こねて丸くしたあと半分にカットして、さらにカットしていき、中身をくりぬきます。1ミリ未満の小さな粒をつくり、それを1つずつ入れ込んでいきます。そのうえに緑のゼリーを重ねて出来上がったのが、くし形にカットされたトマトです。
作っていたのはミニチュアアーティストの田中智さん。ミニチュア歴は18年目になります。モチーフ選びをはじめ、何もかも独学です。ミニチュア作品の個展を初めて開催しました。田中さんはこう話します。
「ジャンルにこだわらずたくさん(作品を)持ってきているので、男性女性にかかわらず、経験上見たことがあるものを自身の感情で見てもらって共感してもらえたら」
入場は無料で、5月27日まで。東京・銀座のポーラミュージアムアネックスで開催しています。