寿司が食べられなくなる日が来る?

視聴回数1,108,303

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(c) Nippon News Network(NNN)

日テレNEWS24

例えばサケやイクラの場合、水温上昇で生息地が北に追いやられ、国産ネタが2049年に消滅。ウニの場合は餌の減少や海水の酸性化で殻の形成が困難になり、2073年には生息地が消える可能性があるといいます。
地球温暖化によって懸念される海水の酸性化や温度上昇など、海洋生態系への影響。魚の生息分布域の移動や消失で、近い将来、日本近海で寿司(すし)ネタがとれなくなる可能性があるのです。
寿司を通じて、気候変動について親子で学ぶイベント。バイオベンチャー企業が老舗の寿司店「久兵衛」とコラボし、企画しました。海に関するクイズをもとに気候変動の影響を考えます。
参加者「温度に耐えられなくなった貝がいなくなって、それを食べる魚がいなくなる?」
寿司の味は永遠ではありません。寿司が消えるかもしれない未来をどのように防ぐかは私たちの行動や心構え次第です。
東京大学・伊藤教授「地球温暖化を進まないようにするためには、できるだけエネルギーを使わない。車で行かないで、歩いて行けるところにはそういう生活をしたり、小さな積み重ねが大事」
ユーグレナ・出雲社長「行動が変化するまで、腑(ふ)に落ちるまで理解しないといけない。その為にはわかりやすく、根気強く発信することが大事」