ブラックアウト 命の危険向き合った親子

視聴回数738,073

※ 視聴回数について
(c) Nippon News Network(NNN)

日テレNEWS24

あの日、北海道を襲った大地震。
この地震で犠牲になった人は、44人にのぼりました。
そして地震から18分後…
記者「あっいま停電になりました」
北海道全域が停電した“ブラックアウト”。このブラックアウトが原因で、命の危険に向き合った親子もいました。
加藤結衣さん(当時10)。脳性まひと慢性心不全を抱えています。酸素吸入で呼吸の補助が必要なため酸素濃縮器が手放せません。
母・加藤美津紀さん「(内部)バッテリーがないので、電源がなかったら動かないです」
あの晩、停電してすぐアラームが鳴り、酸素濃縮器が停止。暗闇の中、非常用の酸素ボンベに切り替え、その日をしのぎました。
母・加藤美津紀さん「北海道が全体的に停電だし、それは長引いたらどうしようと不安でしたね」
ボンベの酸素が残りわずかとなったとき、手をさしのべたのは病気や障害を抱える子どもたちを支援する仙台の団体でした。
団体の方「自家発電機7台手に入るから、配りにまわるよ」
自家発電装置を受け取れたのは、停電の翌日、夕方のことでした。
母・加藤美津紀さん「電気に依存して生きているようなところはあると思うので、自家発電機をたとえばレンタルだったり、購入だったりしておいたほうがいいとは思うんですが、値段が安くはないものなので…」
酸素濃縮器を使っている人は、全国で約15万人。電源の確保や、受け入れ施設の整備が必要とされています。
復旧したのは、45時間後―
命を、生活を守るために。暗闇の中で探り当てた教訓を胸に刻んで…
【the SOCIAL×NNNドキュメントより】