「お昼寝」デリバリー 専用の車でお届け?

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日テレNEWS24

企業向けに「お昼寝」をデリバリーするサービスが誕生した。専用の車で届けるという「お昼寝」。どんなサービスなのだろうか?
車内には睡眠のためのアイテムが満載だ。壁や天井は木で囲われ落ち着いた雰囲気。幅いっぱいにセミダブルベッドが設置され枕、ぬいぐるみ、タオルケット、アイマスク、ユーカリの香りがするアロマディフューザー、イヤホンからは水のせせらぎなど自然音が流れ外の音を遮断する。
アイスコーヒー、寝覚めのスムージー、そしてエアコンで温度と湿度を調節。心地よい眠りに誘うため随所に工夫がほどこされている。短い時間の睡眠は効果的だとして、海外では市民権を得ているという。
マットレスなどを販売するオーストラリアの寝具会社が、日本の企業向けに企画したお昼寝デリバリー。
Koala Sleep Japan アダム翔太代表「海外ではナップルーム(仮眠室)がトレンドで人気だが、日本の会社はオフィスが狭いし、仕事中に寝るとさぼっているイメージがある。やりたくても難しい。日本の睡眠をヘルプしたい」
車を含めほとんどのアイテムはこの取り組みに賛同する企業が用意したものだ。この日はタオルケットを提供し、お昼寝サービスに賛同する今治タオルの会社の笹野裕子さんに体験してもらった。
笹野さん「(昼休みに)昼寝を許可されていても、机につっぷすくらいができるところだと思う。横になれるスペースがあるのはすごく良いと思う」
このサービスは無料で今月末までで、企業向けのWEB予約はほぼ埋まっているとのことだが、9月22日、23日には恵比寿で一般向けに体験会を行う予定だ。今後は事業化を目指しているという。