“自分の本屋を持つ”棚をシェアする人たち

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東京・武蔵野市にある「ブックマンション」。32センチ四方に区切られた本棚には、マンションのように棚番号がふられています。
戦国時代に特化した棚や障害を理解するための本が並ぶ棚。さらに自作の物語を置く本棚も。78組の通称「棚主」たちが月約4000円で棚を借り、新刊や古本、ジャンルを問わず、それぞれが好きな本を選び売っています。
この日店番をしていた宮本さん。自身も棚主のひとりです。
宮本恵理子さん「本業がインタビュアーであり、ライターなのでインタビューにまつわる本を取り上げたいと思っていて」
本好きが高じて職業にも影響した宮本さん。しかし、自らの書店を持つことは夢のまた夢でした。
宮本さん「ひとつの店舗をきちんと構えるのはとてもとても」「ひと棚で本屋さんを表現できる試みがあると聞いて、クラウドファンディングに参加した」
こちらの棚主の本業はデザイナー(30)。棚名は「読跡文庫」。
デザイナー「古本買ったときに線とか引いてあるのが面白いなって。あと僕自身が結構、本読む時に、線引いたりメモ書いたりするのが好きなんで」
たとえ買わなくとも本への書き込みはしてよいそうです。
デザイナー(30代)「メモした本をシェアしあったら、本の中でコミュニケーションが色々広がるんじゃないかと」
ブックマンション代表の中西功さんは今年4月にIT企業を脱サラ。実店舗の書店を増やしたいとの思いでこの取り組みを開始。もちろん本人も無類の本好きです。
中西さん「本屋さんが厳しい中で、みんなで運営するかたちでやっていったらそれぞれのリスク自体も減っていく」
日本全国どこでも持続可能な書店モデルを築くのが最終目標です。
中西さん「各棚の店主さんは『生活かかってます』というかたちではやってないと思う。だからこそ純粋な気持ちで本棚をひとつひとつ作っていくことができる点では熱量の高い集合体である本屋さんになっている」