徘徊する高齢者への声かけ 船橋の取り組み

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徘徊するお年寄りに、どう声をかければ効果的に伝わるのか。千葉県・船橋市では、地域の住民が一体となって「良い声かけ」を実践的に学ぶ訓練を行っている。
徘徊か?様子がおかしい高齢者を見かけたら声をかける。警察まで連れていく方法を学ぶ。うまくいかないと高齢者は足を止めてくれない。千葉県船橋市では徘徊する高齢者の声かけ訓練を全域で実施している。
知人が行方不明になったのをきっかけに訓練に参加した女性もいた。
女性「最近のことですけど、行方不明になって結局10日経って、亡くなっているのが発見されたんです。悲しくって」
声かけで救える命がある。訓練では、まず劇で声かけを学ぶ。
悪い例…
「おばあちゃん、おばあちゃん」
“おばあちゃん”と知らない人に呼ばれると、自尊心が傷つき相手を警戒してしまう。せっかく声をかけても、相手は逃げてしまうのだ。
良い例は…
「こんにちは。良いお天気ですね」
何気ない会話で近づいて…
「この近くに住む、川田といいますけど」
自己紹介し距離を縮める。歩き回り体力が消耗していることもあるので、休ませることも必要だ。相手が安心したところで、一緒に警察へ行く。ポイントは、驚かさない、急がせない、自尊心を傷つけない。うまく誘導し警察へ連れていく方法を身につける。
さらに市内の全ての小学校でも認知症の授業を行っている。
高齢者役「ところであんたは誰だい?」
小学生「どうすればいいの?」
高齢者役「さあ、どうすればいい?」
小学生「近所の子です!」
うまくできなくても、認知症を気遣う気持ちが育まれる。
船橋市・松戸徹市長「年をとって弱っても、社会の中でみんなが一緒に助け合っていけると、長い目で見て作っていくことが必要だと思います」