子どもに笑顔を!壊れたおもちゃを救う病院

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日テレNEWS24

おもちゃ病院は、壊れたおもちゃを原則、無料で手術(修理)するボランティア団体です。
手術をするのは、おもちゃドクター。定年退職した男性ドクターが多く、中には女性ドクターも。まずは、手術前に診察です。壊れた原因をおもちゃドクターが探ります。おもちゃ専用のカルテには症状を記入します。
この日、6歳の男の子が持ってきたのは、1体の人形。本来、背中のひもを引っ張るとしゃべります。3歳の誕生日におばあちゃんに買ってもらいましたが、久しぶりに押し入れから出すとしゃべらなくなっていました。電池が切れただけかと思いきや――
おもちゃドクター「電池は大丈夫ですね」
早速、手術です。どこが悪いか探ると、スピーカー用のケーブルが断線していたようです。ケーブルを溶接して、ほつれた服を丁寧に縫い合わせれば、約2時間で手術は大成功。おもちゃは、ちゃんとしゃべりました。
おもちゃの部品は海外のものが多く、手に入れるのは困難。そのため、手元にある部品を使い、一度失った機能を復活させます。手術は短時間で終わるものから、数日かかるものまで様々です。
日本おもちゃ病院協会・三浦康夫会長「破損しているものをリカバリーすると達成感があるんですよ。直して、お返しすると、『ありがとう』と言ってくれると、苦労がポイッ!ですよ(笑)」