街にある点字ブロックあるある SDGs3

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日テレNEWS24

街で見かける視覚障害者のための点字ブロック。障害物で塞がれたり、適切な場所に配置されていなかったりと様々な問題がある。実際に視覚障害者が歩いてみた。
車が行き交う交差点を突っ切る点字ブロック。視覚障害者がそのまま進むと車とぶつかる恐れがある。点字ブロックには意味があり、進行方向を示す誘導ブロックと注意を促す警告ブロックがある。注意を促す警告のブロックは多すぎると逆に危険箇所が認識できない。
階段の始まりと終わりに置く警告ブロック。最後の段の1つの上にあると危険だ。
放置自転車は特に危険。点字ブロックの上に自転車があると視覚障害者が認識できず、ぶつかる恐れがある。点字ブロックの上に物を置かれてしまうと様々な危険が生まれる。
視覚障害者の杉内周作さんと街を歩いてみた。網膜色素変性症を患うため、晴れた日の視界は…
杉内さん「(周りが)白く見えちゃって、カメラの白とびのような感じに」
杉内さんは全盲ではないが、点字ブロックをたよりにしている。
点字ブロックの置き方に統一のルールがない。そのため設置の仕方で視覚障害者が危険を感じることもあるという。
点字ブロックの上にゴミが覆いかぶさっている、この場所は…
杉内さん「“障害物競走”ですね。これはよくあるトラップ」
マンホールをよけるために点字ブロックが突然なくなる。この場所は…
杉内さん「“都内の東尋坊”ですね」(=行き止まり)
そして杉内さんはこう語る…
杉内さん「少なくとも点字ブロックの上は、そういう人(視覚障害者)が通る可能性が高いということだけ覚えてもらえたら、まずはいいのかなと思います」