プロの女優が建設現場へ!事故減少に貢献

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日テレNEWS24

女優「ちょっと急いでて、作業台前乗りしたら…足滑らしちゃって」
作業前の早朝、多くの建設作業員の前で行われていた3人の女優による寸劇。劇の内容は、ケガの報告が遅れるとどんなことが起こるのか。機材を適切に扱うための説明も全身を使いアプローチします。ちなみに以前は、解説を中心とした説明でした。
建設用仮設機材の開発と製造・レンタルの会社が企画。女優の表現力を活用した安全指導です。現在役者やダンサーなど15人が所属。その一人が小越那津実さんです。
小越さんは、舞台やCMなどの出演が本業。広島から上京し、都内のマンションで友人3人とルームシェア。バイトを掛け持ちしながら演技の仕事に打ち込む日々です。
小越さん「お芝居だけで食べていけるのが夢なんですけど、融通のきく仕事は時給が低かったりするので、その分働く時間を増やす必要があったのですが、朝礼だったら朝7時から8時半までの拘束時間で、また別のアルバイトに行ったり、オーディションに行ったり、稽古に行ったりとか(できる)」
ジー・オー・ピー 蒔田さん「やっぱり女優、女性がたつことによって、作業員の方もまずは聞いてくれる。女優なので声が出たり、表現良く記憶に残っていく効果があると思います」
小越さん「みなさんの役にたてることにお芝居が使われるのはすごくうれしかった」「現場での事故が減る(ようにする)のが今の目標・やりがいにつながっています」