車いすに乗ったバービー 誕生のきっかけは

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日テレNEWS24

車いすに乗ったバービー人形が誕生し、話題になっている。誕生から60年を迎えたバービー人形、誕生のキッカケには、創業者のある思いが込められている。
車いすに乗ったバービーが発売された。
開発に協力したのは車いすの子どもたち。実際の車いすをリアルに再現している。多様性を表現したシリーズ、ファッショニスタの1つだ。
他には義足のバービーもある。実際に障害のある人と同じく、義足が外れるようになっている。遊びの中で、自然に多様性を身につけてもらうのが目的だ。髪、肌、目の色、それぞれ違うバービーのシリーズもある。体形も様々で、身長が高いバービー、低いバービー、ふくよかな体形に作られているバービーもある。
実はこうした多様性の尊重が、バービー誕生のきっかけでもある。バービーがデビューしたのは1959年。女性の職業が限定的だった時代、創業者のルース・ハンドラーが女の子にも将来の可能性が広がっていることを表現しようとバービーを作ったという。
以来、バービーシリーズには、容姿や職業など様々なドールが登場してきた。多様性や女性の社会進出など時代を映し出してきたおもちゃといえる。
マテル・インターナショナル 小林美穂さん「バービーというブランドが、YOU CAN BE ANYTHINGという“何にだってなれる”というメッセージで、子どもの頃から多様性や職業の可能性を感じてもらうことで、実際に自分の将来の可能性も広い視野を持ってもらいたい。YOU CAN BE ANYTHINGに、その気持ちとコンセプトが全て込められている」