逆さまでも読める!アンビグラムの書き方

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日テレNEWS24

上下を逆さにしても読めるようデザインされた文字“アンビグラム”。いま、ネットで話題になっているアンビグラムの秘密に迫ります。
――「最強」を逆さにすると「戦場」に。ほかにも「努力」は「才能」、「卒業」は「巣立」、「模倣」は「独創」、「さようなら」は「また会おう」、「ただいま」は「おかえり」――
これらは、逆さにしたら違う言葉になるアンビグラムです。作成したのは、画家でアンビグラム作家の野村さんです。
野村さんにアンビグラムの書き方を教えてもらいました。「さくら」という文字をひっくり返しても「さくら」と読めるように、アンビグラムに挑戦します。
まず、2つの文字を上下に並べ、共通する部分を太く書きます。そして、共通しない部分を細く付け足す感じで書いていくと、「さ」という文字が「ら」になりました。これで、上下どちらからも「さくら」と読めます。
大学3年生の時にアンビグラムに出会った野村さんは、その不思議さに魅了され、独自に法則を見抜き、書き続けてきたそうです。野村さんはこう話します。
「アンビグラムを見た方が、文字のみならず、いろんなものをいろんな視点で見たら、世の中もっと視野が広がって楽しくなると思うんですよ」
これまで多くの作品を作ってきた野村さん。「才能」と「努力」のアンビグラムは、中学校の美術の教材にも採用されています。