“ヌーハラ”を解決!フォークから音が…

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 そばやラーメンなどの麺をすする音。外国人にとっては不快な人が多く、“ヌードル・ハラスメント”とも呼ばれる。この問題を解決しようと、日清食品がある商品を開発した。
■“ヌーハラ”って本当にあるの?
 約1年前に論争が巻き起こった、麺をすする音が他人を不快にさせるという、いわゆる“ヌードル・ハラスメント”。この“ヌーハラ”を気にすることなく、思う存分麺をすすることができるフォーク“音彦”を日清食品が開発した。
 開発に至った経緯を日清食品マーケティング部・ECグループの佐藤さんはこう語る。
 「やっぱり麺はおいしくすすって豪快に食べてもらいたい。(すする音を)ポジティブに考えるためのメッセージを発信したかった」
 そもそも、“ヌーハラ”は本当に存在するのだろうか?麺をすする音について、外国人に聞いてみると―
 「(周りの)人がジロジロ見るでしょうね」
 「一緒のテーブルにいる他の人たちに失礼な気がするね」
 「僕は嫌いだね 行儀良くないよ」
 ハラスメントと言っていいかは別として、不快に思っている外国人がいるのは本当のようだ。
■どうやってすする音に対抗?
 日清食品が開発した“音彦”は、麺をすする音にマイクが反応し、スマートフォンアプリに信号が送信される。すると、すする音をカムフラージュする音が出力される仕組みだ。
■カムフラージュ音はどんな音?
 開発チームは、カムフラージュ音を作るために、約5000回ものすする音を収集。その結果、すする音が意外なものに似ていることが判明した。佐藤さんによると「ジェットエンジンの音に似ている」とのことだ。作り上げた音もジェットエンジンの音にそっくりだ。
 価格は税込み1万4800円で、予約注文が期限までに5000個に達したら生産を開始するとしている。