カラオケ月定額“歌わない”活用術に注目

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日テレNEWS24

昼時、あるカラオケ店をのぞいてみると3人の男性客が――
利用客ら「ランチで来ました、ほぼ毎日」「誰の目も無いんで、ちょっとくつろいだりとか仮眠をとるとか、他の飲食店だとできないんで」
混雑する昼時でも並ばずにゆったり使えるといいます。カラオケ店のメニューから、この日はきつねうどんとチャーハンをチョイス。3人は歌を一切歌わずに1時間過ごしました。
利用客ら「社食って言ってます(笑)」
さらにはこんな利用も――
男性の利用客「仕事しに来ました」「Wi-Fi飛んでますって書いてあって。遮音性もあって、電話もできるだろうし」
打ち合わせの合間にオフィスへ戻る時間が惜しく、カラオケルームで事務作業。さらに個室によって作業に集中できるというメリットも。他にもママ友パーティーや楽器演奏で利用する客もいました。
こうしたカラオケ以外の利用増加を背景に、今月から月額1500円で利用し放題のサービスが開始。一部対象時間さえ除けば、1日1回チェーン全店舗で何時間でも利用できます。
「カラオケ以外の空間の貸し出しという意味合いで、様々なニーズに対応していく」(鉄人化計画 店舗事業本部・上羅さん)
カラオケの利用人口は年々減少し、現在は横ばい。そこでカラオケ利用以外の新規客を取り込もうとこのサービスが生まれました。カラオケ利用し放題は「通勤前に利用予定!」「終電逃しても利用可能なのポイント高い」「なんでも定額制の時代!」などネット上でも多くの関心を集めています。
担当者「使い方は常識の範囲内でお客様に決めていただいて、こういうことは絶対にやめて欲しいということは弊社としては思っていない」(上羅さん)