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※ 視聴回数は1日1回更新されます。オーストラリアの楽器「ディジュリドゥ」の演奏家がカニで楽器を作り演奏している。静岡県沼津市の名産で世界最大のカニを使った楽器はどんな音色なのだろうか。
全長3メートルのカニで演奏する男性。“タカアシガ二”は静岡県沼津市戸田の名産だ。タカアシガ二楽器を考えたのは「ディジュリドゥ」奏者の北川和樹さん。「ディジュリドゥ」とは、オーストラリア発祥の楽器だ。沼津市戸田の地域おこし協力隊に携わっていた時、タカアシガ二を見て思いついたという。
北川さん「タカアシガ二の足を見ていたら、あれ、これは自分が作っているディジュリデゥの太さにすごく似ているなと思って、それで楽器になるんじゃないかなって」
製作期間は1か月。色を塗ったり固めたりする作業は北川さん1人で行ったが、このタカアシガ二は、3メートル超えの巨大サイズだったため、身を食べる作業は地元の人たちに手伝ってもらったという。
1番新しい作品は、カニを英語にすると“クラブ”ということで、(お店の)クラブを表現した作品に。どのような気持ちで演奏しているのか聞いてみると…
北川さん「水揚げされて見た時、ビビッときたんですよね。顔が怖かったんですよね。そこから食べられて楽器になってしまったという。そこの気持ちをぼくが表現してあげたいなと思います」