肩の上に“忍者ロボ” 視覚障害者の目に?

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(c) Nippon News Network(NNN)

日テレNEWS24

ロボットの名前はNIN_NIN(ニンニン)。おでこに設置されたカメラをインターネットでつないだ端末で遠隔操作し、映像を送ることができます。また、お尻にはスピーカーもあり会話も可能。別室に移動し話しかけてみます。
NIN_NIN(遠隔操作する人)「こんにちは」
案内を受ける人(取材スタッフ)「こんにちは」
そこで、取材スタッフが目隠しをして3メートル先にある水が取れるのかを試してみました。
NIN_NIN「5歩くらい前に進んでください。はいストップ」「じゃあちょっと右手を出してください」「もうちょっとだけ1歩前に進んでください」
取材スタッフ「ありました」
NIN_NIN開発の背景には、今も視覚障害者が勘と勇気で横断歩道を渡っているという現実がありました。しかし、NIN_NINが目となり、遠隔からサポートできたとしたら、もっと安全に横断歩道を渡ることができるのです。
ところでなぜ忍者なんでしょうか?
「忍者って立場的に主人やお殿様に仕える立場なので、視覚障害者とかのアテンドをするってことでいうと、忍者すごくいいなと」(TEAM NIN_NINチーフ 澤田智洋さん)
視覚障害者がかわいい忍者を肩にのせ、笑顔で街を歩ける日が近づいています。