視聴回数54,028回
※ 視聴回数は1日1回更新されます。人生にはそれぞれの物語がある。そんな物語をオリジナルの映画ポスターで表現するプロジェクトを取材した。主人公は、介護施設の高齢者たちだ。
懐かしの映画のポスター、主人公は介護施設に入居するおじいちゃんやおばあちゃん。
ヒロインを務める粟津ミサヲさん82歳。ポスターのテーマは青春時代に熱中したバレーボール。ユニホームを身にまとい、ネットまで準備されている。趣味は編み物ということで、バレーボールは毛糸で再現。タイトルなど小道具は全て天井から糸でつるしている。ミサヲさんの横にいるのは入居する施設の介護スタッフ。
実はこれ、介護職に対するネガティブイメージを払拭するために始まった取り組み。
社会福祉法人みずき会・浅野悠輝さん「入居者と職員が一緒に楽しみながら、介護に対するイメージをポジティブなものにできればという思いで始めました」
体験した粟津さん「はじめは恥ずかしかったけれど、楽しかったし、いい思い出になった」
今後も入居者を銀幕スターにするべく続けていきたいということだ。