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※ 視聴回数は1日1回更新されます。女優の沢口靖子が主演する映画『科捜研の女 -劇場版-』(9月3日公開)の完成報告イベントが11日、都内の劇場で開催された。沢口演じる京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコのバディでもある捜査一課の叩き上げの刑事、土門薫役の内藤剛志は、ファンの興味をくすぐるネタバレ寸前の新情報を次々と暴露した。
1999年の放送開始から20年以上続いているテレビ朝日の超人気シリーズ初の劇場版。マリコを中心に、科学捜査のスペシャリストたちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に尽力してきたが、今回の劇場版では現代科学で解明できない最高難度の完全犯罪が挑むことに。
内藤は「科学を使って事件を解き明かして、犯人を追い詰めるという目的は全く変わりません。映画版ということでいままで20年以上、250本以上のドラマの中で一度もやっていない方法で犯人を追い詰めます。もちろん、科学がベースなんですが、初めての方法で、犯人を捕まえます。たぶんですが、一回きりしか使えない方法だと思います。たぶん、とんでもないことになります」と、コメント。
マリコの上司・日野和正役の斉藤暁が「確かに事件の解決の仕方は、この1回きりだと思います。私はマリコくんの上司なんですけど、いけない上司だったと思います。怒られました」と追随して期待感をあおった。
さらに本作では、科捜研のメンバーの苦境に、かつて共に事件を解決してきた科学捜査の精鋭たちも協力するという展開で、歴代レギュラーメンバー9人が劇場版キャストとして出演する。中でも第1シリーズでマリコの離婚した夫として登場した警察庁の倉橋拓也(渡辺いっけい)が、19年ぶりに再登場するというのもファンの注目の的。シーズン5から登場した内藤演じる土門は倉橋と会ったことがなく、「いつか会って、言ってやろうと思っていた。俺の方が(マリコの相手に)良いんじゃないかって」という内藤は、「やっちゃん(沢口)と似合うのは渡辺いっけいか、俺の方か。3ショットが出てきますので、映画を観て判断してください」と明かしていた。
また、マリコと土門が恋愛に発展するのかどうかも長年ファンが気になっているところだが、内藤は「あえていうなら、血のつながらない親戚、兄妹以上親戚未満。恋愛感情がない関係、同志だと思います」と、恋愛フラグを断ち切るような発言も。さらに、「(ドラマのエンディングで)いつも屋上でマリコと土門が話をしますね。そこを楽しみにしていただいてますが、映画は屋上で終わっていなかったかな…、以上です」と、思わせぶりに語っていた。
イベントには沢口、内藤、斉藤のほかに、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、山本ひかる、石井一彰が登壇した。