細田佳央太、映画撮影時はリアル高校生! 上白石萌歌も驚きのエピソードを語る

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女優の上白石萌歌、斉藤由貴、俳優の細田佳央太、沖田修一監督が14日、都内で行われた映画『子供はわかってあげない』(20日公開)の先行公開記念舞台あいさつに参加。灼熱の撮影シーンの裏話を明かした。
 もともと沖田監督作品のファンという上白石は、オーディションで役を勝ち取ったそう。「沖田さんの作品を観た後って、温かい気持ちがじゅわっと広がって前向きな気持ちになる。誰かに優しくしようと思う作品をいっぱい作っている。オーディションで沖田さんを前にお芝居をすると緊張してしまった」と述懐。沖田監督は「えっ…。そんな、いいものじゃないですよ(笑)」と照れていた。
 一方の細田は演じた役について「撮影前にリハーサル期間があった。その時に沖田さんに『細田くんらしくやってほしい』と言われた。自分らしくってなんだろうと…。柔らかさ、かわいらしさは本の中から読み取りつつも『じゃあ自分って、かわいいの?』というような変な自問自答をしてしまった」と苦笑いで撮影を振り返っていた。
 また、とあるシーンは真夏の灼熱の屋上で撮影されたそう。生足でコンクリートの上に正座した上白石は「フライパンの上に座っているみたいな感じだった。肌と地面が密着して痛くて…。大変でした」としながらも「夏っぽいなと思いました」と懐かしんでいた。
 第24回手塚治虫文化賞・新生賞を受賞、また「マンガ大賞2015」2位や数々の漫画賞を受賞した田島列島氏の同名漫画(講談社モーニングKC)を、『南極料理人』『横道世之介』などの沖田修一監督が映画化。水泳×書道×ガールミーツボーイ×アニヲタ×家族×迷(!?)探偵×本当の父探し×元教祖といった要素をかけ合わせた青春映画。