クサすぎると気絶!におい判別ロボット誕生

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日テレNEWS24

福岡県北九州市のベンチャー企業が、変わったロボットを開発した。その特徴は「楽しくにおいのエチケット」。一体どんなロボットなのか?
足のにおいをかぎ分ける犬型ロボット“はなちゃん”の特技は、においの計測。仕事から帰ってすぐの足をかいでもらうと、倒れてしまった。これは、においが最強クラスの反応を示している。
はなちゃんは、3つの動作でにおいを表現する。良いにおいには喜び、臭いにおいにはほえる。そして、2日間はいた靴下のにおいには気絶してしまう。鼻の先にはセンサーが取り付けてあり、においを数値化してプログラムによって判別している。
はなちゃんを開発したのは、北九州市のベンチャー企業だ。開発したきっかけは、娘から「足が臭い」と言われ悩んでいたお父さんからの相談だった。
「数値としてにおいが見えてしまうのは悲しいから、面白くかわいく伝えてくれるロボットがほしい」
そんな要望に応え、去年12月に販売を開始したところ、これまでに20台の注文があった。
そして迎えた戌年、更なる進化を目指している。臭いと判断すると、片足をあげてマーキングするように消臭剤をふりかけてくれる。この新型はなちゃんは、今年中の発売を目指し、開発が進められている。
口のにおいを教えてくれるロボットもある。“口臭測定女子・かおりちゃん”の口元に息を吹き込むと、合格・不合格・やばい・測定不能と、鐘と声で教えてくれる。合格だと、「甘酸っぱいいい香り。全く問題ないわ」と話してくれる。