映像も翻訳!? 口元の動きを書き換え、他言語を話しているように見せる同時通訳システム「AI通訳」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

オンライン会議で音声をリアルタイム翻訳するツールはこれまでにもあったが、「映像まで翻訳」するツールはあまりなかったのでは?
「AI通訳」は人工知能を用いて、音声と映像を同時通訳するシステム。自分が話した言葉を他言語にリアルタイム翻訳し、相手に伝えられる。と同時に自分の映像までリアルタイムで書き換え、まるで他言語を話しているかのような姿を見せられるという。
違和感のないコミュニケーションを
「AI通訳」は日本語、英語、韓国語、ベトナム語、スペイン語、フランス語、イタリア語などの30ヶ国以上の言語をワンクリックでリアルタイム翻訳でき、オンライン会議の相手に伝えられる。
話した言葉は、自分と相手方の言語で文字起こしされる。話した内容を文字でも確認できるのは便利だ。
さらに話した言葉に応じて、自分の口元を他言語を話しているような動きに、リアルタイムで書き換えられるという。話している内容と口元の動きが合うため、オンライン会議の相手方から見ると、まるで同じ言語を喋っている相手と会議しているように感じるだろう。コミュニケーションの違和感が少し減るはずだ。
「AI通訳」は、パソコンのブラウザから利用できる。現時点ではZoomに対応。今後はTeams、Skype、Google Meetなどに対応していく予定。
お試しプランが10分で5,000円、スタンダードプランだと月5時間の利用できて10万円。
この「AI通訳」を開発している株式会社オルツは、人間の意思をクラウド上でデジタル化する「デジタルクローン技術」や、それに伴う「超高速演算技術」を研究している。こういった研究のおかげで、今回の「AI通訳」も成立しているという。
機能の詳細や利用申し込みは、公式サイトから。
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言葉の口の動きが合えば違和感がなくなり、親密なコミュニケーションが取れるようになるかも。