左サイドOBを避けるボール位置とフェースの開きとは?【うねりスイング実戦ラウンド編2/三觜喜一】

視聴回数185,578

※ 視聴回数は1日1回更新されます。

ラブすぽ

◎右に出て左に戻ってくるボールが理想
パー3ホールで左サイドにOB やトラブルがある場合、どう打つか。ここは当然右サイドを使っていくということになります。
ゴルフではワイドなほうから攻めていくのが基本的な考え方ですので、この場合は、左サイドのグリーンに対して右サイドを広く使うことになります。
その方法は、グリーンに対していつものように構えてからボールを右にずらします。
右に寄せたボールにクラブをセットするとフェースが開くので、右に打ち出す要素をここで作ることができますし、ターゲットに対して体がクローズ気味になることでクラブがインサイドから下りてきやすいのでフック回転がかかりやすくなります。その結果として右に出て左に戻ってくる球筋を打つことができるわけです。
右を向いて、なおかつフェースを開くということで、ボールが右に飛んでしまうのでは? という恐怖心を抱く方もいるとは思いますが、普通にスイングできれば必ず左に戻ってきますので、勇気を持ってアドレスを作ることが重要です。
難しいパー3のティーショットは0点になってしまう可能性を徹底的に排除することを優先すべきで、それには安全な方向に打ち出すことです。
また曲げようとするとミスにつながるので、スイングを意識的に変えなくてもボールが曲がるアドレスを作っておくことが大事です。