石川瑠華、青木柚の言動に甘酸っぱすぎる嫉妬「やきもち焼いちゃった」

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女優の石川瑠華、俳優の青木柚が20日、都内で行われた映画『うみべの女の子』初日舞台あいさつに登壇した。
 同作は、『ソラニン』『おやすみプンプン』などで知られる漫画家・浅野いにお氏が2009年から13年まで連載した傑作コミックを2010年4月公開の『ソラニン』以来、11年ぶりに実写映画化。思春期の繊細で残酷な「恋」と「性」を、海辺に暮らす少女と少年の姿を通して描いた作品。ヒロインの小梅を石川、小梅と急接近する同級生・磯辺を青木が演じている。
 現場でのお互いの距離感について聞かれた青木は「こういう作品だから、こういう距離感でいようとか、しゃべらない方がいいよね?とか話したりはしなかったんですけど、(役に対する)共通認識が2人の間にあって、石川さんが現場でも小梅という人間であろうとする意識がずっとあったので、それに完全に甘えて、僕は一緒にいただけという感じです」と明かすと、石川は「甘えたのは私だと思います。(青木が)小梅でいさせてくれた。磯辺を見て、これなら私を抹消して小梅でいられると思った」と感謝し、お互いに照れ笑いを浮かべた。
 撮影中のエピソードを聞かれた石川は「(共演の)高崎かなみさんが本当にかわいくて…。(高崎とのシーン撮影後に)柚くんに『どうだった?』って聞いたら、『かわいかった』って言われて。その時、私は役に入り込んでいたので普通にやきもちを焼いちゃった…」と当時の心境を明かすと、青木が「だってかわいかったんだもん!」と本音を吐露。「これが負けたってことなんだ。完璧な小梅の敗北だったなと思いました」と振り返り、会場を笑わせた。
 公開初日を迎え、石川は「こんなに満席の劇場を久々に見て、感極まってしまいました」と目を潤ませ、「原作がすごく愛されているので、その可能性を信じて撮影に参加しました。この作品が映画を通してもっと広がればいいなと思います」と言葉に力を込めた。青木も「この映画は去年、自粛期間が明けてすぐに撮影した映画だったので、撮影中も『本当に公開されるのかな?』と、どこかで常に思っていました」と不安を語るも、「今日こうして公開を迎えることができてうれしく思います」と感謝した。
 舞台あいさつにはそのほか、前田旺志郎、中田青渚、ウエダアツシ監督も登壇した。