神木隆之介、木村昴と久しぶりの再会で“コミュ力モンスター”さく裂?

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俳優の神木隆之介(28)、声優の木村昴(30)が20日、都内で行われたアニメ映画『100日間生きたワニ』(7月9日公開)オンラインヒット祈願イベントに登壇。2006年に公開された『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』で、木村はジャイアン、神木がピー助の声優を担当していることから、15年前の交流を振り返った。
 神木が「僕が小6、昴くんが中3の時にお世話になっていて…。現場で一番歳が近かったのが昴くんで、本当にお兄ちゃんみたいな。頼るべきお兄ちゃん。当時から昴くんって呼んでいて。短時間(のアフレコ)だったのですが、仲良くなって」と懐かしそうに回顧。それ以来の再会となったようだが、木村は「神木くんがコミュ力モンスターで(笑)。僕は久々にお会いするということで『神木さん、お久しぶりです』くらいの感じでいこうと思って、扉を開けてあいさつしたら『オイッスー昴くん、久しぶり』みたいな感じでした」と声を弾ませた。
 一方の神木は「その間もアニメなどで声を聞いていましたが、実際にお話するのはその時から止まっていたので、当時の関係のまま『神木くん!』『昴くん!』みたいな感じで来ると思ったら『神木さん、お願いします』みたいな(笑)。『ちょっと!』って思って」と笑いながらツッコミ。木村は「オレもどっちかなと思っていって、その賭けに負けました(笑)。16年なんていう時間は隆ちゃんのあいさつで、一瞬でアップデートされました」と白い歯を見せた。
 また、29日に誕生日を迎える木村昴のために、サプライズでバースデーケーキが用意される一幕も。木村が「うわーうれしい」と喜びをかみしめながら「本当にびっくりしちゃった。公開までもうまもなくですので、ハッピーパワーを公開日まで持続させたいです。いやーうれしい、生まれてきてよかったです」とスピーチを行った後、神木が機転を利かせて「それじゃあ、昴くんとケーキで記念撮影の時間にしましょう。じゃあ、目線を真ん中からお願いします!」と呼びかけるなど、息のあったかけあいを見せていた。
 同作は、きくちゆうき氏が自身のツイッターで2019年12月12日から20年3月20日まで100日間毎日投稿していた漫画が原作で、主人公のワニの日常を描いた物語。「100日後の死」を前提に描いており、1日目は、ワニがただテレビを見て笑っているだけの誰にでもある普通の風景だが、4コマ目の最後に「死まであと99日」と“死”へのカウントダウンを告知する斬新な作品で話題となった。映画で描かれるのは、100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちのその後の姿となる。