米倉涼子・城田優、共同プロデュースで「SHOW TIME」開幕!「私たちの共通点は身体は大きいけど気が小さい」

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女優の米倉涼子と俳優の城田優が23日、東京・東急シアターオーブで上演されるエンターテイメントショー『SHOWTIME』ゲネプロに参加した。
舞台初共演となり、旧知の仲の米倉と城田が共同プロデュースを務めた今作。本来は今年、人気ミュージカル『シカゴ』のニューヨーク&東京公演に出演予定だった米倉だが、コロナ禍で中止に。「こんなときだからこそ、なにかできないか」と、城田とともに制作に至ったといい、『シカゴ』が上演されるはずだった同所にて、無事、開幕を迎えた。本編では、持ち前の美脚を惜しげもなく露出した大胆衣装でパワフルに踊りまくり、あふれるエネルギーを届けた。
ゲネプロを終え、米倉は「ひとつのショーをこうして彼と一緒にできることが実現し、感動しています」とホッと一息。城田も「正直、目まぐるしい日々で、別のミュージカルが3日前に終わったばかりでゲネさえもできるのかと思ったくらいでしたが…みんなの顔や音楽、パフォーマンスを見ると自然と力が湧いてくる。今はほっと胸をなでおろしました」と安堵の表情を浮かべた。
今作では、米倉が衣装、城田が美術と照明をメインに演出を担当。米倉は「城田くんにほとんどおまかせして私は横やりをいれる(笑)」と謙そんするも、城田は「でもその横やりが適切だった。結局、プランはいくらでもでてくるので、今回は米倉さんと共同ということで相談してつくった結果がみてもらったもの」と自信。米倉は「ドドドッと出来上がったんですけど、みんなが頑張ってくれました」と感謝した。
米倉が愛してやまない『シカゴ』初演版で、脚本/演出・振り付けを手掛け、城田も主演を務め代表作となるミュージカル『ピピン』の、故・ボブ・フォッシーの名曲が多数登場する今作。さらに、2人が厳選したミュージカルナンバーを堪能することもでき、米倉は「昔から始めて私がシカゴをやってからフォッシーのナンバーをよりすぐりでやりたいという夢があったので、まさかその夢がここで、かなうとは。それがうれしくて…」と感慨深げだった。
そんな2人の共通点に、米倉は「身体は大きいけど気が小さい」とすると、城田は「小心者。緊張しい。でも米倉さんは本番強いですよね。米倉さんがやりたかったセクションの表情とか一緒に絡んでる時の、僕はそれに引っ張ってもらってる」と信頼を寄せる。米倉は「私も舞台上でアイコンタクトをとったのはきょう始めてだけどめっちゃくちゃ楽しかった」と大満足。そして「城田くんは本当に大人。みんなを支えてみんなを引っ張る。私にはないところ。演出にとても興味がある、私はちょっと口出すくらい。おしんこくらいがちょうどいい」と苦笑すると、城田は「備え付けのね」と息のあったコンビネーションをみせていた。