セカオワ・Fukase、ひとり舞台挨拶に「ボクだけヒマなの?」

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SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseが22日、都内で行われた映画『キャラクター』公開記念舞台あいさつに登壇した。
同作は、もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまい、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら、というアイデアを軸に構想された本作。スケッチに向かった先で、一家殺人現場に遭遇し犯人を目撃してしまう主人公・山城圭吾(菅田将暉)。そして山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を本作が俳優デビューとなるFukase、山城が描いた漫画と事件の関連性をいち早く気づき、その真相を探る刑事・清田俊介を小栗旬、清田の上司・真壁孝太を中村獅童、漫画家として鳴かず飛ばずの山城を陰で支える恋人・川瀬夏美を高畑充希が演じている。
ファンから募集した質問から「撮影で1番しんどかったこと」を聞かれたFukase。クーラーのない部屋で11時間待機しても文句を言わなかったというFukaseだが「これは(撮影の)初日ですね。せりふのないシーンで、11時間待って肩しか出なかった」と役者デビューの撮影初日からハードだったという。
それを差し置いてFukaseがあげたのは「最後のほうのアクションシーンです。菅田くんも僕も思い切りやっているんですが…。クッションがあるんですが、内臓が揺れるんですよ。(永井聡)監督から『カット! OK!』と言われて『やったあ!』と言っちゃいました(笑)。2回目はできない」と菅田とのアクションは熱が入ったと明かした。
永井監督は、俳優・Fukaseについて「ワークショップに1年半通ったり、本当に作品に対して妥協しない。かといって、自分の領域の範囲外のことについては、失礼ではないか聞きながらやっていたので、ワガママではなかったです。現場のスタッフも全員Fukaseくんが大好きです。11時間待っても文句を言わないし(笑)。ありがたい存在です」とFukaseの姿勢について感謝と敬意を払った。