森田剛、V6解散ジャニーズ事務所退所後初の公の場 6年ぶりの映画出演に涙「スッキリしました」

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俳優の森田剛が20日、都内で行われた映画『前科者』公開直前舞台あいさつに登壇。昨年11月にV6が解散、ジャニーズ事務所を退所して以降、初の公の場に登場した。「こうやって皆さんに見ていただける時が来たんだと、うれしく思っています。心温まる映画だと思うので楽しみにしていてください」と手応えをのぞかせながら、あいさつした。
 今作は『ビッグコミックオリジナル』(小学館)で連載中の漫画「前科者」(原作:香川まさひと、作画:月島冬二)を実写化。無給の国家公務員である保護司の阿川佳代(有村架純)を主人公に、罪を犯した“前科者”たちの更生、社会復帰を目指し、彼/彼女らと向き合い奮闘する保護司の姿を描いた社会派エンターテインメント。
 WOWOWで配信・放送された連ドラに続き、映画では、原作にはない完全オリジナル作品で、佳代が保護司として凶悪犯罪やままならぬ現実に立ち向かうストーリー。森田は主演映画『ヒメアノ~ル』(2016年5月公開)以来の映画出演。職場のいじめが原因で同僚を殺めてしまった男・工藤誠。出所後、佳代の元で更生、社会復帰へ近づいていたのだが、ある日、こつ然と姿を消し、再び 警察に追われる身となってしまう。
 作品を観て森田は「涙が出て浄化されるというか…スッキリしました。人のあたたかみというかぬくもりのある映画だな、と」としみじみ。司会からどこで泣いたのか聞かれると、「自分に…ですかね」と率直に明かして笑いを誘った。
 また、森田と初共演となった主演の有村は役柄上、あまり会話をしていなったようで「山場を乗り越えて残り2日『趣味はなんですか』というところから始まりました。目線を合わせてのお芝居があまりなかったので瞳の美しさにハッとさせられ、心根の優しさだったり、緊張感ある撮影でもその瞳にものすごく救われました」と森田の“目力”に感嘆する。
 一方で森田は「僕は有村さんの現場での居方、役を通しての寄り添い方、諦めない強さ、パワフルなところを見れてうれしかったです」と笑顔。最後には「人のぬくもりというか、優しさを受け取ってもらえたら。ぜひ映画楽しんでください」と呼びかけていた。