漫画か!?劇的すぎるバッティングセンター

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日テレNEWS24

バッティングセンターで劇的ドラマを体験できるイベントが開かれました。設定は“甲子園を目指す高校球児”。どんなドラマが待っているのでしょう?
バッターボックスに立つと、“劇的”と書かれたボタンがあります。押してみると、現れたのは高校球児と女子マネジャー。すると――
女子マネジャー「無茶よ!そんなケガで試合に出るなんて」
高校球児「うるせぇ!俺たちはいま9人しかいねぇんだよ!」
ケガをおして打席に立つ高校球児の青木くん。状況は、甲子園出場をかけた試合で9回裏2アウトランナー2塁、同点のチャンスを迎える場面です。しかし、ケガのため倒れ込んでしまう青木くん。監督がタイムをかけます。
監督「タイム!見せろ…これは…棄権する!」
悔しがるナインが「ちくしょう!加藤が…加藤がいてくれれば!」と叫びます。呼ばれているのは客の名前です。ナインから代打出場を切望されます。
そこへ、加藤の父と母(役)が登場。父母には加藤に家業を継がせるため、野球をやめさせたいという思いがあります。こんな状況の中、加藤は決心します。
加藤「俺が打つ!」
母「光大(客の名前)ちゃんのバカ!」
父「この親不孝者めが!」
父と母が怒って去ってしまったあと、ナインから「あとは任せたからな」とバットを受け取ります。幼なじみのマネジャーは、しっかりと手を握りながらこう語りかけてきます。
女子マネジャー「私を…甲子園に連れて行ってね!」
監督や仲間からの期待も一身に受け、甲子園出場という大きな夢をかけて、いざ打席へ立ちます。仲間が見守り、ブラスバンドやチアリーダーが熱烈に応援。ウグイス嬢とアナウンサーの実況も臨場感を高めます。
そして、放たれた運命の一球はいったいどうなるのでしょうか?
アンパイア「セカンドフライ!バッターアウト」
実況「最後の一球、セカンドフライで試合終了」
――取材したこの日は、5人がこの劇的な状況を体験しました。実はこれ、ゲームアプリ“ぼくらの甲子園!ポケット”のPRイベントなんです。体験した加藤光大さんはこう話します。
「応援してもらいながらバッターボックスに立てて、本当に感動しました。背負っているものが違いましたね。絶対に打たなければという気持ちになりました」
イベントを総合演出したのは土屋敏男さん。“体験”することへの可能性をこう語ります。
「やった人全員がうれしかったり緊張したと言う。音楽がCDからライブに変わっていくように、色々な経験がこれからもっとライブになる。体験型のアトラクションとして可能性があるのではないか」