立ち乗り電動スクーターglafit「X-SCOOTER LOM」で渋谷を疾走! チョイ乗りの未来を感じてみた

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

立ち乗りで公道を走るのが、こんなに快適だったなんて…。
駅を出て目的地へ、そんなちょっとした「ラストワンマイル(Last one mile)」の移動手段として誕生した、日本生まれの立ち乗り電動スクーター「X-SCOOTER LOM」。
ちょっとした公道走行を考えた設計なのでナンバープレートとともに、ヘッドライト、前後左右のウィンカー、後部ブレーキランプと、法的に公道を走れる保安部品を装備しているのが特徴。
X-SCOOTER LOMは、和歌山県に本拠を構えるglafit製。今回試乗させてもらったものも、和歌山ナンバー。乗り物の物珍しさと和歌山ナンバーで、通り過ぎる人の注目を集めていた。
速度は「High(25km/h以上)」「Mid(25km/h)」「Eco(10km/h)」の3モードから選択でき、Highにすると、重心を前に置いておかないと、前輪が浮いてウィリーするほどパワフル。
バッテリーは取り外しできるので、充電も簡単。車体ごと家に入れる必要はない。一回の充電で約40km走行できるタイプと、60km走行できる大容量バッテリー(別売り)が用意されている。
東京駅からディズニーランドまで直線距離で約12km。ちょい乗りには十分すぎるバッテリー容量。
ハンドルを折りたためば、片手で持てる大きさになってしまうのが、X-SCOOTER LOM。片手で持つのが重くても、後輪を転がしてキャリーケースのように運べるので、収納も移動も手軽。
「X-SCOOTER LOM」のLOMには、Last one mileという意味が込められている。
歩いていくのには少し遠いけど車で行くほどの距離ではないとき、目的地に駐車場がないとき、自転車を漕ぐのが面倒なとき、さまざまなシーンでのちょっとした移動を「楽しくさせたい」という想いで開発されているのだ。
立ち乗りなので、女性人気も高いとか。スカートを巻き込むこともないし、服装を気にせず乗れるのが好印象らしい。
2020年08月25日まで、makuakeでクラウドファンディングを実施中。一台122,000円から入手可能。執筆現在、 応援購入総額が1億円を超えるほどの人気ぶり。プロジェクトが成功すれば、2021年4月末までに発送される予定。
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環境に優しく気軽に利用できる乗り物として、国土交通省も普及を後押ししている「超小型モビリティ」。
コンパクトで小回りが効いて排気ガスも出さない。日本の道路は将来、X-SCOOTER LOMのような超小型モビリティが走るのが当たり前になっていきそうだ。