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※ 視聴回数は1日1回更新されます。まだまだ暑い日が続く今日この頃。川や海に遊びに行く人も多いのではないでしょうか。楽しい反面、怖いのは水難事故です。川で遊んでいたら流されてしまったというようなニュースは毎年耳にすることと思います。実際、警察庁によると昨年だけで1,538人もの方が事故に遭っており、そのうち695人もの方が死亡または行方不明になっています。
そんな事故を未然に防ぐためのアイテムの1つがライフジャケットです。その中でも、今回紹介する「Wuanap」は危険を察知すると自動で膨らみ、溺れる可能性を減らしてくれる優れものです。
現在、Indiegogoでクラウドファンディング中。79ユーロ(日本円で約9,857円)から入手できます。
動けないときに自動で作動
Wuanapは首に巻きつけて使用し、通常時はあまり泳ぎの邪魔になりません。しかし、搭載されているセンサーが危険と判断したときには一秒もしないうちに膨張し、頭を水上に浮かせてくれます。
危険と判断するのは次の5つの場合に大別されます。
①意識不明の場合
②何らかの事情で動けなくなった場合
③溺れた場合
④けいれんした場合
⑤一定時間水上に上がらない場合
⑤の「一定時間水上に上がらない場合」に関して、最初は40秒に設定されていますが変更が可能なうえに、必要がない時はセーフティボタンを押すことで膨張をキャンセルできます。
また、水中で叫んだり、パニックボタンを押したりすることで能動的にWuanapを作動させることもできます。
GPSで救助者を発見できる
専用アプリも用意されており、救命の設定を管理できる他に、アクティビティの記録も確認できます。例えば、サーファーであれば何度波に乗ったか、ということやスイマーであれば何度手をかいたかなどの記録がアプリでチェックできます。
GPSも搭載しており、第三者がWuanapを装着した人を発見できる仕組みになっています。また、Wuanapが作動した際に、ライフガードやインストラクター、海上救助隊などに連絡がいくように準備しているようです。
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いくら気を付けても事故に遭うリスクは0にはなりません。そのため、被害を最小限に防ぐための備えは欠かせません。これがあれば、楽しくかつ安全に水遊びを堪能できるかもしれません。
Wuanap