8.2秒で好きになる? 東京・京橋にてガラスのAGCと車メーカーが『8.2秒展』開催中

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

初対面の人を好きになるまでの時間は「8.2秒」と言われている法則があります。この長いようで短いような、人の心が動くまでの時間をテーマにした展示が並ぶ「8.2秒展」が京橋のAGC Studioで開催されています。
ガラスなどの素材メーカーであるAGCと、国内車メーカーで組織されるJAIDのデザイナーたちによるデザイン展。8.2秒という時間の中で、素材を介して起こるさまざまな演出が楽しめます。
いろいろな8.2秒の物語
展示は全部で7つ。それぞれトヨタ、日産、ホンダ、スズキ、いすゞ、ダイハツのデザイナーとAGCの研究員が複数のプロジェクトに分かれて、約1年がかり作り上げたものだそうです。
行く前までは「素材を介した展示」と言われても予想がつかなかったのですが、百聞は一見にしかず。現地のブースを見回ると、「なるほど……」と思わせる仕掛けが並んでいました。
「Footbath」というブースには、水を張ったスマホサイズのガラスプレートがずらり。AGC製のスマホ向け強化ガラス「Dragontrail」を使ったオブジェで、じっと見ていると振動で水面に波紋が浮かび、止まっているように見えたり、スローモーションに見えたり、不思議な広がり方をしていて思わず目を奪われました。
現代人がずっと見ている「スマホ」に使われるカバーガラスと、ずっと見ていられる自然現象を表したものだそうです。波紋は8.2秒かけて広がるので、テーマの通り「心が動く8.2秒」という時間を体験できました。
「ガラスの焚き火」という展示は、ガラスの中に大気と同様の状態をつくり出した特殊な「分相ガラス」という素材を使ったもの。 薪を模したガラス片をうちわで仰ぐと火が灯ったように光り、冷たいガラスから温かみを感じられました。
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普段何気なく目にする「ガラス」や、なじみのない特殊素材の変化を楽しめる「8.2秒展」は、2021年6月19日(土)までの開催。入場は無料です。なおAGC Studioは、今回の企画をもって閉館するそうです。
8.2秒で起きる素材の物語、きっとインスピレーションが刺激されるはず!