お絵かきをもっと自由に、もっと楽しく。イタリアのアート教育から生まれた「アトリエ ミオ」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

欧米を中心に注目されているイタリアのアート教育「レッジョ・エミリア・アプローチ」。子供たち1人1人の感性を生かしながら、考える力やコミュニケーション力、創造力を高めていくのが特徴だ。
今回紹介する「アトリエ ミオ」は、そんな「レッジョ・エミリア・アプローチ」にインスパイアされて生まれた子供向けお絵かきツール。
指で直接描く「ゆび絵の具」
「アトリエ ミオ」の最大の特徴は、絵の具を指につけて描くこと。
普通なら絵の具が手につくと「汚してしまった」と後ろめたく感じるが、あえてそのタブーを解放することで、より自由な気持ちでお絵かきを楽しめるという。
絵の具は口紅などに使われるパラフィンを主原料とし、濡れた布やウェットティッシュで簡単に落とせるうえ、誤ってなめてしまっても大丈夫。筆や水がいらないので準備や片付けがラクなのもメリットだ。
あらかじめ用意された背景色とシルエット
もう1つの大きな特徴は、各ページにあらかじめ色がついていて、さらにアイデアのとっかかりとなるシルエットが用意されていること。
シルエットに色ぬりをしてもいいし、新たに何かを描き足してもいい。真っ白なキャンパスに比べて、お絵かきが苦手な子でも描き始めやすく、かつ自分の感性を思う存分発揮できる。
対話や賞賛を通して考える力・創造力を養う
「レッジョ・エミリア・アプローチ」を実践するうえで大切なのは、まず子供に「何を描いたの?」「なんでこの色なの?」などと質問しながら、好きなように描かせてあげること。
この掛け合いによって、絵を上手く描くことだけを意識するのではなく、自分で考える力が養われるという。
そしてもう1つ重要なのは、完成した絵をアート作品として常に見えるところに飾ること。「飾られる」という行為そのものが子供にとっては賞賛になり、お絵かきの楽しさを実感できる。
また、日常的に目にすることで振り返りの機会が得られ、「次はあれを描こう」という新たな創造につながる。
「アトリエ ミオ」は現在GREEN FUNDINGでクラウドファンディングを実施中。6,435円以上の支援で入手でき、配送は2021年4月下旬が予定されている。
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おうち時間を充実させる、親子コミュニケーションのツールにもなってくれそう!
アトリエ ミオ
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