机の上にUFO?緻密に設計されたコマでリフレッシュ「Mezmocoin Phantom」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

数年前に流行したハンドスピナーを覚えているだろうか。
ハンドスピナーの様に、単調な動作を延々と繰り返して遊ぶ種類の玩具はフィジェットトイと呼ばれる。
フィジェットトイは、仕事や勉強に直接役立つツールではないが、手持ち無沙汰を解消し、思考の隙間にフィットしてくれる不思議な魅力がある。
今回紹介したい「Mezmocoin Phantom」は高品質な質感を楽しめるフィジェットトイだ。
まるで宙に浮く感覚の錯覚体験
「Mezmocoin Phantom」は、光学的効果で錯覚体験が楽しめるコマだ。
回転させると、中心軸パーツと外側リングパーツがそれぞれ独立し、接地面からわずかに浮遊している様な、なんとも不思議な感覚を味わえる。
このユニークな光学効果を生み出すために、内部空間を可能な限り空洞にする必要がある。そのため「Mezmocoin Phantom」はセンターと外側のリングの間に一本の接続部しかない独特の形状にデザインされている。
この非対称な形状の重心を中心に保つため、「Mezmocoin Phantom」は数学的に計算され、精密に加工されたバランス調整が施されている。
低速時にもぐらつきのない、非常にスムーズで長い回転を実現しており、専用のランチャーを使用した際には最長12分も回り続けるというから驚きだ。
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非対称で美しい形状と調和の取れた回転運動を同時に楽しめる「Mezmocoin Phantom」。一見不整合に見えつつも完成されたトイが、仕事を捗らせてくれるかも?