オペラ合唱団をバーチャル指揮!?手の動きで歌声を操る非接触型インターフェース「Kinetic Touchless Symphony」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

音楽好きの人なら、プロのオーケストラや合唱団を、自分の手で指揮してみたいと思ったことがあるかもしれない。
そんな夢をゲーム感覚で叶えてくれる非接触型インターフェースが、シンガポールのデザイン企業が開発した「Kinetic Touchless Symphony」だ。
手の動きにあわせてハーモニーが繊細に変化
インターフェースに手をかざすと、オペラ歌手の美しい歌声が響き渡る。そして手の上下左右の動きに反応して、歌声の母音や音程が変化し、繊細なハーモニーが奏でられる。
4体のスライムがソプラノ・メゾソプラノ・テノール・バス各パートを歌うこのWebアプリは、もともとGoogleが2020年に提供を開始した「Blob Opera」というサービス。
「Blob Opera」ではマウスを使って歌声を変化させるが、「Kinetic Touchless Symphony」は独自の非接触技術「Kinetic Touchless 3.0」を組み合わせることによって、手の動きだけでの操作を可能をしている。
コンサートホールで「Kinetic Touchless Symphony」を遊ぶ子供たちの様子は、まるでプロのオペラ合唱団を本当に指揮しているかのよう。開発した「STUCK Design Pte Ltd」は、衛生面だけを重視するのではなく、魔法のような驚きやワクワク感をもたらす非接触技術を提供したいと語っている。
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非接触技術の進化で、私たちが体験できることの幅がますます広がっていきそう!
Kinetic Touchless Symphony
STUCK Design Pte Ltd