2021年4月の星空情報・天文現象(春の大三角をさがそう/春の星座の向こう側/月と木星・土星・火星/4月の月の暦)

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国立天文台

2021年4月の星空情報です。
春らしい夜空の見どころを紹介します。
西の空に大きく傾いた冬の大三角と入れ替わり、東から春の大三角が昇っています。
北斗七星柄から延びるカーブが、二つの1等星、アークトゥルスとスピカを結びます。
しし座の2等星デネボラと合わせて、春の大三角を結んでみましょう。
春は、天の川銀河の外にある天体を見通すことができる季節です。
星空の奥には、たくさんの銀河が隠れています。
互いに衝突する銀河が、ダイナミックな宇宙の進化を見せます。
月は、毎日星座の中を動き、見える時間も方位も変わっていきます。
上旬には明け方の空で木星・土星に、中旬には宵の空で火星に接近します。
○4月の月の暦  4日:下弦 12日:新月 20日:上弦 27日:満月