2021年6月の星空情報・天文現象(金星と細い月の共演/夜半に昇る木星と土星/21日は夏至/6月の月の暦)

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国立天文台

2021年6月の星空情報です。
一年で最も短い夜にも、星空を見る楽しみを忘れずに。
夕方、西の空に金星が姿を現しています。
日の入りから間もなく沈んでいきますが、暮れなずむ空でも明るく目立ちます。
12日には細い月と接近する様子が楽しめます。
夜半になると、土星、そして木星が昇ってきます。
明け方には南の空で、二つ並んだ輝きが目を引きます。
約1カ月で星空を一巡りする月が、6月の初旬そして下旬に、繰り返しその側を通り過ぎます。
21日は、夏至。
北半球では太陽が最も高くなります。
一年間を通じて、同じ時刻の太陽の位置を比べると、地球の運動の複雑さが浮かび上がります。
〇6月の月の暦
2日:下弦 10日:新月 18日:上弦 25日:満月
【国立天文台ほしぞら情報(2021年6月)】
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/06.html