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※ 視聴回数は1日1回更新されます。俳優の松坂桃李(32)、西田敏行(73)、泉谷しげる(73)が22日、都内で行われた映画『いのちの停車場』の公開記念舞台あいさつに登壇。“死”について語る松坂に、西田&泉谷がツッコミを入れる一幕があった。
原作は、都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師・南杏子氏の小説。今の日本の長寿社会における現代医療制度の問題点、尊厳死・安楽死などに向き合い、これらに携わる医師、患者、家族が織りなすヒューマンドラマが描かれる。
コロナ禍もあり、南氏の“生ききる”という言葉が重く響く作品に松坂は「体を治すだけが全てではない。その人、その人、その家族、その家族に幸せの形がある。小さな日々の積み重ねによって人生の、命の終(しま)い方につながっていくと感じました」としみじみ。「僕自身も自分の命の終い方を考えさせられるようなことがありました」と松坂がしんみり話すと、主演の吉永小百合(76)は「早すぎますよね、そんなことおっしゃるの」と笑顔。
あとを受けた西田は「早いですよ。そういう発言は70歳を超えた人間が言うんです」とチクリ。泉谷も「お前、言い過ぎだよ」と同調し、西田は「俺たちが言うことなくなっちゃう」と元気いっぱい“口撃”。会場に笑いが起きる中、松坂は「もっと1日1日、忠実に生きたいと思います」と苦笑いで抱負を語っていた。
舞台あいさつには、松坂桃李、広瀬すず、南野陽子、柳葉敏郎、田中泯、成島出監督、原作の南杏子氏も登壇した。