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※ 視聴回数は1日1回更新されます。俳優の柳楽優弥(31)、有村架純(28)が7日、都内で行われた青春群像劇『映画 太陽の子』(8月6日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。本作で共演した三浦春馬さん(享年30)への思いをそれぞれ語る一幕があった。
『太陽の子』は、そのパイロット版と言うべきテレビドラマが2020年にNHKで放送され、大きな反響を呼んだ。太平洋戦争末期に実際に海軍からの密命を受け京都帝国大学・物理学研究室が行っていた「F研究」と呼ばれる新型爆弾開発の事実を基に作られたフィクション作品。
極秘任務に携わる科学者・修を柳楽、修とその弟がほのかな想いを寄せる幼なじみの世津を有村、修の弟で戦地で心に傷を負った軍人・裕之を三浦さんが熱演。ドラマ版とは異なる視点と結末が加わり、物語は完結する。
作品の完成を迎え、柳楽は「僕ら30前後の俳優がしっかりとしたテーマの作品に出て、年齢にかかわらず伝えていくことは、とても意味のあることだったのかな。本当に最高な時間でした」と胸を張る。
その後も撮影秘話に花を咲かせると、柳楽は「春馬くんとは、10代からオーディションを共にしてきた仲。戦友、ライバル、今回は兄弟役でかかわらせてもらった」と噛みしめるように振り返りながら「春馬くんがこの作品に愛を持って参加してくれたように、僕も春馬くんをこれからも愛して、大切にしていきたい」と言葉に力を込めた。
有村も「柳楽さん、三浦さんとは一度お仕事をさせていただいていたので、自然と幼なじみという関係ができていて、現場がとても穏やかでした」と回顧。戦時中を題材にした作品だったが「撮影の合間はすごく笑顔も多かったかなと思います」とほほ笑みながら明かしていた。
舞台あいさつにはそのほか、國村隼(65)、黒崎博監督(52)が出席した。