三浦翔平、春馬さん主演映画公開に感慨

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俳優の三浦翔平が12日、都内で行われた映画『天外者』公開記念舞台あいさつに登壇。本作は五代友厚を演じる三浦春馬さん(享年30)が主演を務めており、坂本龍馬役の翔平は「本当に皆さまのおかげでこうやって幕を開けることができて感謝しております」と春馬さんの主演映画公開に胸を張っていた。
 同作は五代友厚役の春馬さんのほか、共演キャストには、幕末の志士・坂本龍馬を翔平。後に三菱財閥を築く岩崎弥太郎を西川貴教。初代内閣総理大臣となる伊藤博文の若かりしころを森永悠希。さらに、五代友厚の両親を生瀬勝久、筒井真理子、五代友厚の繊細さや優しさを引き出した遊女・はるを森川葵、よき理解者で妻・豊子を蓮佛美沙子が演じる。
 司会から「春馬さんがこの作品を見たらなんておっしゃいましたかね?」という質問に、翔平は「多分、そこにいると思うんですけど、照れてるんじゃないですか? 皆さんにお届けできていることを誰よりも感謝してると思うし、誰よりも悔やんでいるかもしれない。でも、爽やかな笑顔で『ありがとう』って言っているんじゃないですかね」と思いを馳せた。
 また、キャストとともに登壇した田中光敏監督は「今回の作品は僕にとって格別。一生心に残る作品。たくさんの人たちが映画館に駆けつけてくれていることに感謝申し上げます」と熱い気持ちを伝えた。
 最後に翔平は「この映画の中で三浦春馬はものすごい熱量で演じてしっかりと生きています」と言葉に力を込め、「五代友厚の生き様を春馬の熱量とともに目に焼き付けて2人の想いをしっかりと受け取って、今日という日を、明日を一生懸命生きてください。きっと春馬もすごく喜んでいると思います」と観客に熱い想いを語っていた。