菅野美穂、“10年ぶり”主演映画が封切り 高畑充希・尾野真千子も集結

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女優の菅野美穂、高畑充希、尾野真千子が28日、神奈川県内で行われた映画『明日の食卓』の初日舞台あいさつに出席した。
 本作は、第42回講談社児童文学新人賞を受賞した「十二歳」で作家デビューし、数々の受賞歴のある椰月美智子氏が2016年に発表した同名小説を、社会派エンターテインメントの旗手である瀬々敬久監督(60)が実写映画化。
 菅野にとって『ジーン・ワルツ』(2011年)以来、10年ぶりとなる主演映画が封切りを迎えた。コロナ禍のなか、感染予防策を徹底した上で鑑賞した観客に対して「このような世の中の状況の中、劇場に足を運んでいただき、ありがとうございます」とあいさつすると「公開になるのかなという気持ちで過ごしてきましたが、このように映画館で皆さんとお会いできたことをうれしく思います。コロナ禍で物語が持つ力を改めて感じていて、誰かの元気の素になればいいなと思いながら、きょうという日を待っていました」と感慨深げに語った。
 神奈川県在住の仕事復帰を目指す43歳のフリーライターの石橋留美子(菅野)、大阪府在住の30歳のシングルマザーで息子を愛情深く育てながら懸命に生きる石橋加奈(高畑)、静岡県で優しい夫と自慢の優等生の息子に囲まれ幸せそうに暮らす36歳の専業主婦の石橋あすみ(尾野)、同じ「ユウ」という名前の小学5年生の10歳の息子を育てる“3人の母親”たちの物語が描かれる。
 高畑は「映画の撮影は去年の夏。それから公開日にちゃんと公開できた上に、お客さんの前で舞台あいさつできていることをうれしく思います」と語り、尾野も「やはりこうやって初日舞台あいさつとして、皆さんと並んで立てることをうれしく思います。まだまだ上映は続くのでいっぱい見てください」と呼びかけていた。
 舞台あいさつにはそのほか、和田聰宏、大東駿介、藤原季節、瀬々監督が出席した。