ステルス戦闘機“F35A”の何がスゴい?

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日テレNEWS24

アメリカ軍の最新兵器の取材が、日本テレビだけに許された。「ガラケーがスマホに変わったほどのすごい進化」と言われる最新鋭のステルス戦闘機。どのように進化したのか?
嘉手納基地の滑走路から特別に撮影させてもらったのは、アメリカ軍の最新鋭ステルス戦闘機“F35A”だ。ステルスとは特殊な素材と形状で、敵から察知されにくいのが特徴だ。通常の機体はレーダーが反射して位置が分かってしまうが、ステルス機は電波を散らしてしまうため、位置が特定されずに進むことができる。
■F35Aの進化1:目標を捕捉する360度をとらえるカメラ
上下左右についた特殊なセンサーカメラは、360度全方位から置かれた状況を把握することができる。夜間でも映像を映し出す高感度なものだという。
■F35Aの進化2:映像やデータがパイロットのヘルメットに投影
特別に開発されたヘルメットで、前面の透明なディスプレイには様々な角度の映像が流れる。距離などといったデータが映し出される仕組みだ。これによって、パイロットは置かれた状況を、前を向いていなくても一瞬で把握できる。
イラクなどで使われ、今も主力のF15やF16などが開発されたのは40年以上も前だ。日本の自衛隊もF35Aを購入。今年、配備された7機をはじめ、将来あわせて42機の調達を検討している。嘉手納基地で米空軍第18航空団の司令官を務めるケース・カニングハム准将はこう話す。
「日本とアメリカで同じ機種が増えるので、間違いなく共同訓練は増え、同盟は強化されると思います」