意思表示が困難に…難病「ALS」とは?

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日テレNEWS24

ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、体を意識的に動かす時、脳などからの命令を筋肉に伝えている神経細胞が侵される病気。筋肉を動かすための命令がうまく伝わらなくなり、筋肉がやせ細ってしまう。
影響があるのは意識的に動かす筋肉だけで、無意識に働く内臓などの筋肉には影響はない。視覚や聴覚などの五感、知能の働きも正常のままだが、呼吸は意識的に動かす筋肉も関係するため、呼吸が困難になっていく。症状が進み意思表示が困難になるとコミュニケーションにも障害が出る。
世界で35万人、日本には約1万人の患者がいるといわれ、現在、治癒のための有効な治療法は確立されていない。