新型電動車いす 介護利用以外の使い方も

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日テレNEWS24

新型の電動車いす“ロデム”。従来の車いすはベッドから乗りうつる時、立ち上がり体を反転させるため高齢者や障害者が転倒しケガのリスクがあった。ロデムは車体の後ろから前のめりにまたがり、介助なしに自力で乗車しやすくなっている。
胸当てと膝当てに体をあずけて、おんぶのような形で姿勢を固定。また、これまで車いす利用者は立っている人から常に見下ろされ心理的な圧迫を感じていたが、ロデムは座席の高さを調節できるので歩行者と同じ目線で生活することができる。
スマホで遠隔操作もできるので、ベッドにいながら寝たままの状態で呼び寄せ乗車できる新型車いすだ。将来的には介護・医療現場だけでなく、観光地でのレンタルなど最新のテクノロジーを取り入れ、幅広い利用を考えている。
ロデムを開発したテムザック代表取締役・高本陽一さんは「乗れるロボットなので、色々なことができますね。自動運転もそうでしょうし、新しい生活のツールとしてもっと生活をエンジョイできると思います」